3歳児健康診査

 乳歯20本が生えそろう子がほとんどで、ほぼ大人と同じものを食べるようになります。お菓子やジュースの量も増えてくる頃ですが、まだハミガキの必要性を本人は理解できませんので、保護者によるお口のケアが必要になります。お菓子やジュースはしっかりと要求しますが、ハミガキは抵抗するという年代ですので、気を抜くと、たくさんのむし歯ができてしまいます。乳歯でも中学生ぐらいまで使用する歯もあり、この時期に重度のむし歯になると歯の交換期まで乳歯がもたず、しっかり噛むことができなくなることもあります。
 保護者の方がお口の中を見て、むし歯がないと思っていても、実は歯と歯の間にむし歯があったり、前歯の裏が大きくむし歯になっていることもあります。健診でしっかりとチェックしてもらいましょう。健診の結果、お口の状態の良好なお子さんと、両親のどちらかのお口の状態も良好な親子ペアの方は親と子のよい歯のコンクールに出場してみませんか。